https://news.yahoo.co.jp/articles/2a0a7e0064b4ce755c1ae3eea665b12330801c52
米トランプ政権でイーロン・マスクが政府効率化省のトップに立ってAIによる公務員改革を断行していることが話題になっているが、中国でも「AI公務員」が登場したことをご存じだろうか。
前編『中国でついに「AI公務員」が登場…!「トランプ関税」であらわになる習近平の「大失政」と、「経済ジリ貧」のヤバすぎる実情』で紹介してきたように、中国ではトランプ関税への対処に悩まされている。
いま求められているのは内需の拡大だが、莫大な資金を消費拡大に振り向ければ、習氏肝いりの「新しい質の生産力(EVや生成人工知能(AI)などハイテクの振興)」構想がおざなりになってしまうとの問題も起きてしまう。
中国政府は今年の成長率目標を約5%に据え置くと予想されているが、経済政策はこれまでとあまり変わりなく、消費拡大策は空振りに終わるのではないかと筆者は考えている。
このままでは中国経済はじり貧になるだろう。
そうした中、登場したのが「AI公務員」だ。しかし、AIを使って行政を効率化しようというアメリカの政府効率化省の構想とは似て非なるものである。
